海外
2011.05.08
プレミアシップ最終順位確定 トップ4は準決勝へ リーズは降格危機
イングランドのプレミアシップは現地時間7日、レギュラーシーズン最終節全6試合が行われ、リーグ戦の順位が確定した。1位レスター・タイガース、2位サラセンズ、3位グロスター、4位ノーサンプトン・セインツがプレーオフに進む。
3連覇を狙うレスターは、勝数では2位サラセンズより少なかったものの、圧倒的攻撃力を武器にトライ量産でボーナスポイントを稼ぎ、勝点でトップに立った。トライ王のアレサナ・トゥイランギは7日のロンドン・アイリッシュ戦でもトライを挙げており、爆発力はナンバーワン。サラセンズは12チーム中最も失点が少なく、ディフェンス力が逆転初優勝への鍵だ。LVカップ(アングロ・ウェルシュ・カップ)を制したグロスターと、ハイネケンカップ決勝に残っているノーサンプトンも上位との差はほとんどなく、最強の4チームがファイナルステージに残ったといえる。
5位バースと6位ロンドン・アイリッシュは、プレミアシップのプレーオフ進出こそ逃したものの、来シーズンのハイネケンカップ出場権を獲得した。最下位となったリーズ・カーネギーは、プレミアシップエントリー基準を満たしているウスター・ウォーリアーズが下部リーグで優勝すれば、プレミアシップから脱落することになる。