日本×香港の国立競技場決戦　歌手・平原綾香さんが国歌独唱とジュピター披露

　ラグビーワールドカップ2015の出場権をめぐるアジア地区の戦いは、5月25日に東京・国立競技場で決着がつく。同スタジアムでおこなわれる最後のテストマッチラグビー、日本代表×香港代表戦。
　その大一番の前の両国国歌斉唱に際し、歌手の平原綾香さんが日本国国歌を独唱することが決定した。15日、日本ラグビーフットボール協会が発表した。
　平原綾香さんは試合後、デビュー曲であり、ラグビーワールドカップのテーマ曲『World in Union』と同様にホルストの管弦楽組曲『惑星』の楽章『木星』の旋律を活かした大ヒット曲、『Jupiter』を披露する予定。
　中華人民共和国の国歌は上海生まれの歌手、amin（アミン）さんが歌う。

■平原綾香さんのコメント
 「ラグビーをまったく知らなかった私は、2010年に公開された映画『インビクタス/負けざる者たち』を鑑賞して、主人公であるマンデラ大統領の素晴らしさとともに、ラグビーを通じて人々が対立を乗り越えひとつになる、まさにノーサイドの精神に感動しました。今回は、世界平和のため、ラグビー発展のため、そして、新しい国立競技場に向けて歌わせていただきます」