国内 2022.09.26

【全国高校大会予選】南北海道は立命館慶祥が札幌山の手を破り花園初出場!北北海道は13年ぶりに北見北斗が優勝

[ 編集部 ]
【全国高校大会予選】南北海道は立命館慶祥が札幌山の手を破り花園初出場!北北海道は13年ぶりに北見北斗が優勝
3回目のファイナルで花園切符を掴んだ立命館慶祥(撮影:阿部典子)
粘り強いディフェンス。しつこくタックルして札幌山の手を止めた(撮影:阿部典子)

 花園出場校の一番乗りを決める北海道予選が9月24日におこなわれ、北北海道は北見北斗が4年連続出場の旭川龍谷を23-14で破り13年ぶりに優勝。南北海道は立命館慶祥が4年連続出場の札幌山の手を18-7で破り花園初出場を掴み取った。

 第1試合は南北海道の立命館慶祥×札幌山の手。
 立命館慶祥は準決勝で函館ラ・サールを41-21で破り、11年ぶりに決勝の舞台に立った。

 その立命館慶祥が前半4分、先制トライを奪う。NO8岩崎真浩がジャッカルとキックチャージでチャンスを演出すると、こぼれ球を味方が拾って最後は高校日本代表候補のCTB三浦遼太郎がインゴールに入った。
 7分にはCTB石岡泰一がタックルで相手の反則を誘い、PGで追加点(8-0)。

 その後は長い時間、自陣でのディフェンスを強いられたが、27分にハイパントからNO8岩崎とCTB石岡がダブルタックルで攻守逆転。SO久保田慧主将が裏へのキックと素早いチェイスで相手のミスキックを誘い、こぼれたボールをLO大坪丈瑛が捕球してそのまま左隅に飛び込んだ。

 13-0で前半を折り返した後半開始早々にも、立命館慶祥は相手のミスを誘い追加点を挙げる。1分、快足を飛ばしたCTB石岡のキックチェイスからターンオーバー。SO久保田主将がムーブでトライを奪った(18-0)。

 リードを18点に広げられた山の手はキック処理で後手に回る時間帯が続くも、SH近藤悟が50/22キックでチャンスを演出。12分にはスクラムで相手の反則を誘い、速攻からFL小口篤が相手を引きずりながらインゴールに入った。

 その後も相手陣でアタックを展開したが、ラインアウトの精彩を欠いて追加トライはならず。この日、持ち味を存分に出した立命館慶祥CTB、石岡の好タックルにも苦しめられた。

 立命館慶祥は創部26年目にして初の花園切符を掴み、第102回大会へ一番乗りを果たした。

5大会連続出場とはならなかった札幌山の手(撮影:阿部典子)

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