各国代表 2014.03.10

ハーフペニー 右肩脱臼 カーディフで今季残りプレーできぬまま移籍へ

ハーフペニー 右肩脱臼 カーディフで今季残りプレーできぬまま移籍へ

LH

リー・ハーフペニー
(Photo: 2014 British Lions Ltd)

 ウエールズ代表のFBリー・ハーフペニー(25歳)が、9日にトゥイッケナムで行われたイングランド代表戦で右肩を脱臼し、今シーズン中のプレーは絶望的となった。試合後、ウエールズ代表のウォーレン・ガットランド ヘッドコーチが地元メディアに対して語った。

 ハーフペニーはイングランド代表戦の73分すぎ、トライを狙いに行った相手CTBルーサー・バレルをハードタックルで止めてタッチライン外へ押し出した際に右肩を痛め、ベンチへ退いていた。

 ハーフペニーは昨年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)で大会最優秀選手に選ばれ、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの2013年オーストラリア遠征でもシリーズMVPに選ばれたスター選手。ウエールズ代表はイングランド代表に敗れてシックスネーションズ3連覇の目標は達成できなかったが、ハーフペニーは負傷したその試合でペナルティゴールを6本すべて成功させ、欧州トップクラスのキッカーであることを証明した。

 リハビリ期間は未定。少なくとも今年5月末までのシーズン中に復帰するのは難しそうで、来季からはフランスのトゥーロンに移籍するため、現在所属するカーディフ・ブルーズでプレーすることはできなくなった。

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