各国代表 2022.06.30

フランス代表は初戦から強力布陣! オリヴォン、プノー、ヴァカタワ、ジャミネら豊スタで先発

[ 編集部 ]
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フランス代表は初戦から強力布陣! オリヴォン、プノー、ヴァカタワ、ジャミネら豊スタで先発
FBで先発するメルヴィン・ジャミネ。フランスはキックも巧みに使ってくる(撮影:松本かおり)


 来年のラグビーワールドカップで優勝候補のひとつとされるフランス代表“レ・ブルー”の、ベストメンバーではないかもしれない。アントワンヌ・デュポンやロマン・ンタマックといった世界的スターは休暇中で、来日したスコッドは経験が少ない選手も多数含まれている。しかし、ランキングが8つ下(10位)の日本代表を侮ってはいないことがわかる強力な布陣をそろえてきた。

 7月2日に愛知・豊田スタジアムで日本代表とテストマッチ(第1戦)を戦うフランス代表の試合登録メンバーが発表された。
 スターティングメンバーの総キャップ数は「207」。同じく若手も多い日本代表の先発15人のキャップ総数「257」よりも少なく、デビューとなる2人もスタメンに名を連ねた。

 それでも、2019年のワールドカップに出場したWTBダミアン・プノー、CTBヴィリミ・ヴァカタワ、FLシャルル・オリヴォン、PRデンバ・バンバがいる。今年のシックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)で全勝優勝を決めることになったイングランド代表戦に出場していたメンバーは、プノー以外には、不動の15番となったメルヴィン・ジャミネ、セットピースの核となるPRジャン=バティスト・グロ、HOペアト・モヴァカ、LOチボー・フラマンもおり、FLディラン・クルタンとSHマキシム・リュキュもグランドスラム達成の瞬間にフィールドにいた選手たちだ。
 さらに、今回の試合登録メンバー23人中13人は来日前にバーバリアンズとしてイングランド代表と対戦し、52-21と圧倒して自信をつけている。
 そして、太ももの故障から復活したマチュー・ジャリベールがフランス代表の背番号10を取り戻し、日本代表戦でも司令塔としてゲームを操る。

 日本代表にとって、手強い相手であることは間違いない。


▼フランス代表 2022夏 来日メンバー(vs 日本・第1戦の登録番号入り)
※ 画像をクリックするとPDFで大きく表示できます。

<フランス代表 2022年7月2日 試合登録メンバー>

1.ジャン=バティスト・グロ(トゥーロン/19 caps)
2.ペアト・モヴァカ(トゥールーズ/14 caps)
3.デンバ・バンバ(リヨン/23 caps)
4.チボー・フラマン(トゥールーズ/7 caps)
5.トマ・ジョルメス(ボルドー・ベグル/―)
6.シャルル・オリヴォン(主将/トゥーロン/23 caps)
7.ディラン・クルタン(リヨン/18 caps)
8.ヨアン・タンガ(ラシン92/―)

9.マキシム・リュキュ(ボルドー・ベグル/7 caps)
10.マチュー・ジャリベール(ボルドー・ベグル/15 caps)
11.マチス・ルベル(トゥールーズ/2 caps)
12.ヨラム・モエファナ(ボルドー・ベグル/6 caps)
13.ヴィリミ・ヴァカタワ(ラシン92/30 caps)
14.ダミアン・プノー(クレルモン・オーヴェルニュ/32 caps)
15.メルヴィン・ジャミネ(ペルピニャン/11 caps)

〔リザーブ〕
16.ピエール・ブルガリット(ラ・ロシェル/5 caps)
17.ダニー・プリゾ(ラ・ロシェル/14 caps)
18.シピリ・ファラテア(クレルモン・オーヴェルニュ/2 caps)
19.トマ・ラヴォー(ラ・ロシェル/―)
20.セレヴァジオ・トロフア(トゥールーズ/1 cap)
21.セク・マカルー(スタッド・フランセ/6 caps)
22.バティスト・クイユー(リヨン/8 caps)
23.アントワンヌ・アストイ(ポー/1 cap)

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