海外 2011.04.30

韓国・忠武旗全国中高ラグビー大会、ミョンソク高とソウル大付中が優勝

韓国・忠武旗全国中高ラグビー大会、ミョンソク高とソウル大付中が優勝

 韓国では、春季の中学・高校大会である「第31回忠武旗全国中高ラグビー大会」が4月25日〜30日の日程で、大田市東亜マイスター高グランドで開催。最終日の30日は、高校と中学の決勝2試合が行われた。
 高校は、地元会場の東亜マイスター高ラグビー部廃部に伴い生徒が転校したミョンソク高が41−3で全南高を破り、東亜以来、今大会初優勝。また2009年以来2年ぶりの国内大会優勝となった。全南高は1994年以来の準優勝。
 中学はソウル大付属中が17−12でライバル清州南中を下し、両校19−19の同点優勝で終えた2011年春季リーグ戦にも決着をつけた。ソウル大付属中の単独国内優勝は2007年春季リーグ戦以来4年ぶり。


 


<高校部/参加10校>
▽決勝(30日)
・ミョンソク高 41(19−3)3 全南高
 〔7T 3G〕           〔1P〕
 ミョンソクがNO8ホン・ソングの4トライなどで終始リードを奪い、優勝した。前半7分にCTBパン・ジュンヨンのトライと、SHミン・ホジュンのゴール成功で7−0と先制した。続く18分、24分には今大会好調のNO8ホンの連続トライで19−0に。27分、全南はCTB鄭ハビンがペナルティー・ゴールで3点を返し、前半を終えた。後半に入ってもミョンソクが押し続けた。4分にNO8ホン(ゴール成功/SHミン)、9分にCTB金ミンスがトライをあげ、31−3に。ホンと金はもう1本ずつトライを奪い、試合を終えた。
 最優秀選手はミョンソク高のSHミン・ホジュン。



▽準決勝(29日)
・全南高 26(12−12)24 釜山体育高
 〔4T 3G〕          〔4T 2G〕


 


・ミョンソク高 28(14−19)19 ソウル大付属高
 〔4T 4G〕            〔3T 2G〕


 



<中学部/参加10校>
▽決勝(30日)
・ソウル大付属中 17(5−5)12 清州南中
 〔3T 1G〕              〔2T 1G〕
 先制はソウル大付属中。前半2分、SO金ヨンヒョンがトライを決めた。17分、清州南はHOヒョン・ジフンがトライを返し、5−5に追いついた。後半も最初に得点したのはソウル大で、5分、PRカン・ホビンのトライとCTB李ホジェのゴール成功で12−5とリードした。しかし12分、清州南がPRハン・ジファンのトライに、SOナム・キボムがゴールを決めて12−12の同点へ。決勝点は16分、ソウル大付属中SH金デヒョンのトライだった。
 優秀選手はソウル大付属中FL金ソンヒョン。


 


▽準決勝(28日)
・ソウル大付属中 43(24−7)7 培材中
 〔7T 4G〕             〔1T 1G〕


 


・清州南中 24(10−0)0 富坪中
 〔4T 2G〕


(レポート/見明亨徳)


 

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