海外
2014.01.26
日本代表FW菊谷がサラセンズデビュー! シャークスとの親善試合で奮闘
雨のなか、満員(約1万人)のファンに勇姿を披露した菊谷崇
(撮影:Akio Hayakawa/Photoraid)
(撮影:Akio Hayakawa/Photoraid)
イングランドの強豪サラセンズに練習生として加わっている日本代表のNO8/FL菊谷崇(33歳)が、現地時間1月25日にロンドンで行われたシャークス(昨季南アフリカ王者)との親善試合に途中出場し、ラグビーの母国で“デビュー”を果たした。
日本代表として66キャップを持ち、来年のワールドカップでも活躍が期待される菊谷は、トヨタ自動車ヴェルブリッツに籍を置いたまま先月中旬に渡英。プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)で首位を走るサラセンズに加わり、公式戦には出場していなかったが、南半球スーパーラグビーで準優勝4回の戦績を持つ強豪シャークスとの注目の南北対決にメンバー入りしたことは、本人にとって自信となったに違いない。
菊谷は後半8分、出血したFLジャック・バーガー(ナミビア代表主将)に替わり約6分間出場。身長187センチ、体重106キロの体で果敢にぶつかっていき、献身的なプレーを披露した。そして、試合終了2分前にも再びピッチに登場し、サラセンズの勝利(23−15)に貢献した。
初出場の試合を終えて、「楽しかったです」と振り返った菊谷。
世界中の猛者が集うタフな環境のなか、彼のチャレンジは続く。
サラセンズのジャージーも似合う菊谷崇
(撮影:Akio Hayakawa/Photoraid)
(撮影:Akio Hayakawa/Photoraid)