海外
2011.04.27
トゥーロンの問題児ギャヴィン・ヘンソン解雇へ チームメイトとの関係悪化
ウエールズのスター選手ギャヴィン・ヘンソンが、所属するトゥーロン(フランス)から“行動規範の違反”があったとして解雇されることが濃厚となった。フランスのメディアが伝えたところによると、酒の席で主将ジョー・ファンニーカークや主力のジョニー・ウィルキンソンらを痛烈に批判し、口論となったSHマット・ヘンジャックを殴るなど、チームメイトとの不協和音が存在したという。
ヘンソンは今年2月にサラセンズ(イングランド)からトゥーロンに移籍したばかりで、4月2日のデビュー戦でトライを挙げるなど新天地で華々しいスタートを切っていたが、その2週間後のトゥールーズ戦に勝利した夜、仲間との騒動を起こしていた。前所属チームでも在籍期間は約4カ月間と短かったが、今度はわずか2試合出場しただけでチームを離れることとなる。
2009年のシックスネーションズを最後にウエールズ代表から遠ざかっているヘンソンだが、今年のワールドカップ代表候補であり、ウエールズ協会は近日中にもヘンソンを呼び出し、ウォーレン・ガットランド代表監督などと今後についてのミーティングを行う予定。