セブンズ 2013.11.21

南米総合競技大会で初めてラグビー実施! チリ男子、コロンビア女子が金

南米総合競技大会で初めてラグビー実施! チリ男子、コロンビア女子が金

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 4年に一度行われる南米総合競技大会「ボリバリアンゲームズ」の、2013年大会がペルーのトルヒーリョで開催されており、初めての実施競技となったラグビー(7人制)が11月17日から19日まで行われた。

 同大会は、19世紀初頭に軍人シモン・ボリバルによってスペインの支配から解放された国、またはそれに伴って誕生した国の、ボリビア、コロンビア、エクアドル、パナマ、ペルー、ベネズエラの6カ国でこれまで行われてきたが、今回は11カ国から約5000人のアスリートが参加。ラグビーには、コロンビア(男子・女子)、ペルー(男子・女子)、ベネズエラ(男子・女子)、チリ(男子)、グアテマラ(男子)、パラグアイ(男子)、エクアドル(女子)の7人制代表チームが出場した。

 男子決勝は延長までもつれ、チリが24−19でコロンビアを破り優勝。銅メダルは、ペルーを19−7で下したパラグアイが獲得した。
 女子の金メダルに輝いたのはコロンビア。ベネズエラとの決勝を、12−7で制している。3位決定戦は、ペルーが40−7でエクアドルに圧勝した。

 南米には、強豪アルゼンチンや、7人制と15人制の両方でワールドカップを経験しているウルグアイがおり、女子7人制ブラジル代表も2016年オリンピックに向けて力をつけているが、地域全体を見ればまだまだ発展途上。しかし、ラグビーがボリバリアンゲームズの実施競技となったことで、未来へ向けて強い土台を築くのを大いに助けてくれるだろうと、期待が高まっている。

(情報:IRB、大会公式サイト)

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