静岡ブルーレヴズで新たにコロナ陽性者確認 開幕から3試合連続中止決定
ヤマハ発動機ジュビロからチーム名を変え、「静岡から世界を魅了する、日本一のプロフェッショナルラグビークラブをつくる」というビジョンを持ってジャパンラグビーリーグワンに参加する静岡ブルーレヴズだが、キックオフの笛は、まだ吹かれない。
新型コロナウイルス感染症の検査でチーム内に複数の陽性反応が確認され、開幕節(1月9日)のトヨタヴェルブリッツ戦に続いて第2節(1月16日)のリコーブラックラムズ東京戦が中止となり、1月13日に新たに11名の陽性者が確認されて第3節もキックオフ予定時間の48時間前までに試合登録に必要な選手が揃わないため、1月23日の東京サントリーサンゴリアス戦も開催中止が決定した。
該当者については、所管する公的機関の指導を得ながら、しかるべき医療措置を施すとともに、保健所の指示に従っているとのこと。また、陰性者は保健所による濃厚接触者が特定されるまで自主隔離をおこなっているという。
静岡ブルーレヴズの山谷拓志代表取締役社長は、「この度は当クラブに起因する事象におきまして、開幕から3試合が中止になるという事態を招くに至りました。試合を楽しみにされていたラグビーファンやレヴニスタの皆様、日頃よりご支援を頂いておりますパートナー各社様、対戦チームの関係者の皆様、試合運営をサポートいただいている行政・協会・リーグ・関係企業・RevsCrewの皆様、選手・スタッフのご家族の皆様、そのほかクラブに関係する多くの皆様にご心配ならびにご迷惑をおかけしておりますことを、クラブを代表して心からお詫びを申し上げます。現在チームは活動を一時停止し罹患者の回復に努めておりますが、再開後の活動や試合に向けてモチベーションを保ち、また来たるホストゲーム緒戦に向けて安全に皆様をお迎えする準備を進め、何より感染防止対策を徹底して参る所存です。引き続き変わらぬ応援ならびにご支援を賜りますようお願いを申し上げます。この度は誠に申し訳ございませんでした」とコメントした。