女子
2013.09.04
2014女子W杯出場へ日本女子が好発進! 代表決定戦は宿敵カザフスタンと
女子ラグビーワールドカップ2014フランス大会の出場権をかけた、アジア地区予選の1回戦が9月4日にカザフスタン(アルマティ)で行われ、女子日本代表は82−0で香港を圧倒した。
計14トライを挙げての大勝後、萩本光威ヘッドコーチは「選手たちが、自分がやるべきことを頭のなかで理解していることがわかるプレーが随所に出て、香港相手に圧勝することができた。しかし、決勝に向けては、その頭のなかで理解していることを身体で実際にプレーできるようにならないといけない」と、7日の代表決定戦に向けて気を引き締めた。
その大一番で日本女子(サクラフィフティーン)が挑むのは、6大会連続出場を目指している強敵カザフスタン。1回戦では、シンガポールを91−7で下しており、こちらも状態はよさそうだ。
女子日本代表は過去2大会連続(2006、2010大会)、アジア予選でカザフスタンに敗れて出場権を逃しており、リベンジに燃えている。鈴木実沙紀キャプテンは、「カザフスタンとの試合では、今日のように長いアタック時間はありえない。アタックは一度ボールを持ったら必ずトライを取り切り、ディフェンスでは粘り強く守ってボールを取り返さなければ勝てない。選手一人ひとりが自分の責任を果たし、80分間、低いタックルで相手に刺さり続けたい」と力強くコメント。また、香港代表戦でLOとして先発し、初キャップを獲得した竹内亜弥は「ワールドカップの切符を取って、日本の女子ラグビーの歴史を変えたい」と意気込みを語った。