女子 2013.08.06

サクラフィフティーン W杯予選へ! 鈴木実主将「カザフスタンに必ず勝つ」

サクラフィフティーン W杯予選へ! 鈴木実主将「カザフスタンに必ず勝つ」


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意気込みを語る女子15人制日本代表の萩本光威HC(右)、鈴木実沙紀・主将(中)、中村知春・副将
(撮影:向風見也)


 



 日本ラグビー協会は6日、9月4〜7日にカザフスタンのアルマティで行われる「女子ラグビーワールドカップ 2014 アジア地区予選」の、15人制女子日本代表メンバーを発表。FW鈴木実沙紀主将(関東学院大)、BK中村知春副将(PHOENIX)、BK鈴木彩香(立正大)ら26名が選ばれた。



 萩本光威ヘッドコーチ(HC)は、「タックル力、ボール争奪力、フィットネス、リアクションと移動のスピード、プレーに主体性があるかどうか」と今回の選考基準を説明する。



 チームはメンバー発表前の8月3〜5日までの第1回合宿(都内など)に続き、9〜12日に第2回合宿を(埼玉・熊谷の立正大)、21日〜9月1日に第3回合宿を開催(会場未定)。9月2日に離日し、4日には香港代表との1回戦に挑むが、あくまでターゲットは出場枠「1」を争う7日の最終日と捉える。



 対戦が予想されるカザフスタン代表には、過去2大会連続、アジア予選で屈している。1997年〜2002年に続いて09年より再び指揮を執る萩本HCも、10年大会予選での敗退を体験。「前回のアジア予選で痛感したのは筋力の差。(現在)そこの部分は大分、追いついてきた。あとは移動のスピード。速いテンポでつなぐラグビーを」と青写真を描く。



 FW鈴木実沙紀主将は「カザフスタンに必ず勝つ。取り切るべきところ、守りきるべきところで勝敗が分かれる。リアクションスピード(の徹底)がチームに根付くようにしたい」とし、BK中村副将は「最大のターゲットはカザフスタン。プレーの精度を上げて、(試合終了まで)残り20分のフィットネスの部分を高める」と続けた。 


(文・向風見也)


 


 


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