各国代表
2021.08.01
第2戦は南アが世界王者の意地見せる ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと1勝1敗に
ラグビーワールドカップ2019のチャンピオンで現世界ランキング1位の南アフリカ代表“スプリングボックス”と、英国とアイルランドの精鋭を集めて結成されたブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの対決は、1勝1敗となった。
ライオンズ2021南アツアーのクライマックスであるテストシリーズは、第1戦はライオンズが逆転勝ちしていたが、現地時間7月31日にケープタウンでおこなわれた第2戦は南アが意地を見せ、27-9で制した。
前半は両チームともペナルティゴール(PG)で得点を重ね、ライオンズが3点リードで折り返した。
しかし、南アは6-9で迎えた44分(後半4分)、敵陣22メートルライン内で攻め、SOハンドレ・ポラードのクロスキックをキャッチしたWTBマカゾレ・マピンピがタックラーを外してトライを挙げ、逆転した。
南アはさらに60分、ドライビングモールでアドバンテージを得、SHファフ・デクラークがインゴールに蹴ったボールをCTBルカンヨ・アムが押さえ、点差を広げる。
70分と75分にはスクラムでプレッシャーをかけてPGチャンスを獲得し、ポラードが連続成功。試合終了間際にもライオンズに反則があってショットで3点を追加し、南アが第2戦を制した。
テストシリーズの決着をつける第3戦は、約1か月半にわたったライオンズツアーの最終戦。現地時間8月7日にケープタウン・スタジアムでおこなわれる。