上昇気流の日本代表 PNCカナダ代表戦にフレッシュなタイトファイブ
エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは17日、明後日に愛知・瑞穂公園ラグビー場で行われるカナダ代表戦(IRB パシフィック・ネーションズカップ 2013・第3戦)へ向け、試合登録メンバー23選手を発表した。
歴史的勝利をあげたウエールズ代表との激闘(15日・秩父宮ラグビー場)からわずか4日後の試合ということもあり、4名が新たに先発ポジションを獲得。フロントローにはPRの長江有祐(リコー)と畠山健介(サントリー)が入り、セカンドローではジャスティン・アイブス(キヤノン)と真壁伸弥(サントリー)がキックオフから暴れる。
IRB世界ランキング15位の日本代表に対し、カナダ代表は13位。“カナックス”、“メイプルリーフス”の愛称を持つ北米の男たちは、今年からPNC初参戦で、すでにアメリカ代表、フィジー代表、トンガ代表を破って3勝0敗で優勝に王手をかけており、白熱戦が予想される。
ジョーンズHCは、「タイト5はウエールズ戦で見事に仕事を果たしたので、今回は新鮮なメンバーを入れた。良いスタートが切れるはずだ。カナダ代表は16日にカナダでアイルランド代表と試合をしたばかりでの来日となるので、タフな状況だと思う。自分たちは短いながらも良い準備ができているので、名古屋のたくさんの人たちの前で“Japan Way”を披露することを楽しみにしている」とコメント。
廣瀬俊朗キャプテンは、「ウエールズ戦が終わって、フィジカルは100%ではない。ただ、つらい時にメンタルの強度が落ちるのが今までのパターンだったので、今シーズン掲げている『進化』というスローガンのもと、フィジカルだけでなく、メンタルも『進化』をしたい。試合中においても、少しでも改善して勝ちにつなげたい」と意気込みを語った。
<IRB パシフィック・ネーションズカップ 2013・第3戦 日本代表 試合登録メンバー>
1.長江有祐(リコー) 2.堀江翔太(パナソニック/レベルズ) 3.畠山健介(サントリー)
4.ジャスティン・アイブス(キヤノン) 5.真壁伸弥(サントリー)
6.ヘンドリック・ツイ(サントリー) 7.マイケル・ブロードハースト(リコー) 8.菊谷崇(トヨタ自動車)
9.田中史朗(パナソニック/ハイランダーズ) 10.立川理道(クボタ)
11.福岡堅樹(筑波大) 12.クレイグ・ウィング(神戸製鋼) 13.マレ・サウ(ヤマハ発動機) 14.廣瀬俊朗(東芝)
15.五郎丸歩(ヤマハ発動機)
16.木津武士(神戸製鋼) 17.三上正貴(東芝) 18.山下裕史(神戸製鋼)
19.大野均(東芝) 20.伊藤鐘史(神戸製鋼)
21.日和佐篤(サントリー) 22.田村優(NEC) 23.藤田慶和(早稲田大)