海外
2021.05.02
トゥールーズが11季ぶりの決勝進出 ボルドーを下し5度目の欧州制覇に王手
ラグビーのヨーロッパ最強クラブを決める「ハイネケン・チャンピオンズカップ」の準決勝第1試合が5月1日、フランスの南西部に位置するトゥールーズのスタッド・エルネスト・ワロンでおこなわれ、過去4度の優勝を誇るトゥールーズが同じフレンチクラブのボルドー・ベグルに21-9で競り勝ち、11季ぶりの決勝進出を決めた。
初のベスト4入りとなったボルドーに先制のペナルティゴール(PG)を許したトゥールーズだが、前半5分、FWがタテを突いたあとBK展開し、FBマクシム・メダールが詰めてきた相手ディフェンダーに対してタップパスで仲間につなぎ、CTBザック・ホームズからボールをもらったWTBマティース・レベルが2人のタックラーを振り切ってコーナーにフィニッシュした。
その後、両チームともPGで得点を重ね、トゥールーズは14-9とリードして迎えた後半31分、南アフリカ代表でもあるWTBチェズリン・コルビのハイボールキャッチから敵陣で攻め込み、CTBピタ・アキ、FBメダール、CTBホームズが躍動して壁に穴をあけ、最後はSHアントワーヌ・デュポンにつないで勝利を引き寄せるトライが生まれた。
準決勝第2試合は5月2日、フランスのラ・ロシェルにあるスタッド・マルセル・デフランドルが会場となり、ラ・ロシェルとレンスター(アイルランド)が激突する。