パキスタンで歴史的一歩　大規模な総合競技大会で初めてラグビーを開催

　IRB（国際ラグビーボード）によると、パキスタン北部のバンジャーブ地方ラホール市で開催されていた「第71回 パンジャーブ・ゲームズ」（４月７日〜９日）で、７人制ラグビーが実施された。この国の大規模な総合競技大会でラグビーが行われたのは初めて。
　パキスタンは国際試合の経験が少ないこともあり、まだIRBランキングの対象国ではないが、2000年にパキスタンラグビー協会を設立。2003年には初の代表チームを結成している。2003年11月にはIRBに正式加盟。2005年にはU19アジア選手権大会のホスト国を務めた。
　オリンピック種目にセブンズが加わったこともあり、この２年間でパキスタンのラグビー競技人口は急増中。国内には49のクラブが存在し、4000人以上がプレーしている。