国内 2021.03.29

札幌山の手17-12高鍋。「幹夫先生のラスト飾る1年に」。さよなら再逆転のデッドヒート-センバツ敗者戦レビュー-

[ 編集部 ]
札幌山の手17-12高鍋。「幹夫先生のラスト飾る1年に」。さよなら再逆転のデッドヒート-センバツ敗者戦レビュー-
札幌山の手SOヴァハフォラウがダイレクトに相手ディフェンスに仕掛ける(撮影:長尾亜紀)

 10-5、

 10-12、

 そして17-12。

 インジャリータイム終了間際に、最後までパワー全開の札幌山の手がインゴール中央へ飛び込んだ。ゴール決まって17-12となる逆転で、山の手がコンソレーション(敗者戦)で高鍋に競り勝った。

◆高鍋BKは個々の動きとサポートで勝負

「幹夫先生のラスト飾る1年に」。監督の佐藤幹夫先生も、来る4月2日に還暦を迎えることに。先生本人は「一応、今年が最後の年なので」と控えめに自身の節目を語る。羽幌高校時代の教え子にあたる丹羽政彦氏(前・明大監督)がアドバイザーに就くなど、周囲は、ラストの正月を花園で過ごしてもらおうといっそう力を入れている。

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