国内
2013.04.01
全国高校選抜ラグビー 近畿勢好調、関東王者・桐蔭学園も8強王手
埼玉・熊谷ラグビー場で開催されている「第14回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」。参加32校が、4チームずつ8組に分かれ、4月1日までに予選リーグで2試合ずつを戦い終えた。
決勝トーナメントに進めるのは各組1位のみ(計8チーム)。
センバツ4連覇がかかる東福岡は、冬の花園で高校日本一になったばかりの常翔学園(大阪)と同じF組に入り、第1戦で激突した結果、24−12で常翔学園が勝ちどきをあげた。東福岡は4月1日に尾道(広島)を下し1勝1敗としたものの、常翔学園は札幌山の手(北海道)にも勝って2勝0敗となったため、ヒガシは崖っぷちに追い込まれた。
今年3月の近畿新人大会で優勝した東海大仰星(大阪)は、A組で青森北と九州学院(熊本)に連勝し、8強入りに王手。他の近畿勢も好調で、御所実(奈良)は國學院栃木と佐賀工に競り勝ってE組をリードしている。大阪桐蔭(B組)も2勝0敗。H組の大阪朝鮮は、秋田工から5トライを奪って31−12と快勝し、準優勝した2010年大会以来のベスト8進出が近づいてきた。
関東チャンピオンの桐蔭学園(神奈川)は、明和(愛知)に66−7、高鍋(宮崎)に87−0と、G組で圧倒的強さを見せている。C組では、九州新人大会2位の長崎南山が推薦枠で初出場切符をつかんだ桂(京都)に33−31で逆転勝ちし、頭ひとつ抜け出した。そして、昨年のセンバツ準優勝校である石見智翠館(島根)は、関東新人大会2位の流経大柏(千葉)とD組1位をかけ、4月3日に直接対決する。
3日に予選リーグの試合をすべて終えたあと、決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が行われる予定。
<第14回全国高校選抜ラグビー大会 予選リーグ結果>