国内 2020.12.27

花園初出場の四日市工が1回戦突破、創志学園は敗退。連覇狙う桐蔭学園は茗渓学園を下す

[ 編集部 ]
花園初出場の四日市工が1回戦突破、創志学園は敗退。連覇狙う桐蔭学園は茗渓学園を下す
堅い守りも勝因となった赤いジャージーの四日市工業(撮影:松本かおり)


 東海地区のオータムチャレンジトーナメントを制し、第100回全国高校ラグビー大会で初めて花園の地を踏んだ四日市工業(三重)は、12月27日におこなわれた1回戦で岡谷工業(長野)を52-0と圧倒し、初勝利を遂げた。
 四日市工は前半7分に敵陣深くのスクラムでプレッシャーをかけてボールを奪い返し、FL上野康志郎がインゴールに持ち込み先制した。18分にはFL渡辺丞が突破してFL上野につなぎ、連続トライ。23分には岡谷工が自陣深くでパスを乱して四日市工のチャンスとなり、LO近藤咲が5点を追加した。
 ディフェンスでも奮闘して主導権を握った四日市工は、21-0で迎えた後半にもターンオーバーからのカウンターで得点するなど5トライを追加して快勝。
 岡谷工はラストアタックで執念を見せ、FBラコマイソソ・イマニエルが抜けてゴールに突っ込んだが、集中力高かった四日市工のWTB伊藤駿介がハードタックルで落球させ、直後、ノーサイドの笛が鳴った。

スクラムを組む創志学園(赤)と石見智翠館(撮影:松本かおり)

 同じく初出場の創志学園(岡山)は、同じ中国地区の強豪である石見智翠館(島根)に挑み、12-92で敗れた。
 石見智翠館は計14トライ。
 前半6分にラインアウトからモールで押し込み先制すると、13分にはLO藤井崇弘からオフロードパスをもらったNO8グアイニ優人が力走して追加点を挙げた。リスタート後にはバックスが躍動してWTB原田光貴がフィニッシュ。17分と19分にはWTB山本希が快走で連続トライを挙げ、22分にはFB上ノ坊駿介のゲインからチャンスとなって最後はLO藤井がインゴールに持ち込み、点差を広げた。後半にも8トライを追加して快勝。
 一方、敗れた創志学園だが、前半24分にFB井戸大智がインターセプトして初トライを記録。後半11分にはラインアウトからモールで押し込み、チーム全員で歓喜した。

関東の名門・茗渓学園(黒いヘッドキャプ)は桐蔭学園の壁を崩せず1回戦敗退(撮影:松本かおり)

 大会連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)は1回戦で茗渓学園(茨城)と対戦し、36-7で勝ち2回戦進出を決めた。
 桐蔭学園は前半3分、キャプテンのNO8佐藤健次がゴール前のパワープレーでトライを獲り切り先制した。その後、苦しい時間帯もあったがしのぎ、25分には敵陣深くでアドバンテージをもらって攻め、SO今野椋平のクロスキックで放たれたボールをWTB松田怜大がインゴール左隅に押さえ、14-0で折り返した。
 桐蔭学園は後半も立ち上がりよく、2分、パワフルでしなやかさもあるNO8佐藤がトライを決めてチームを活気づけた。7分には連続攻撃をWTB三好湧大がフィニッシュ。11分にはFB矢崎由高がハーフウェイから抜けてゴールへ走り切り、点差を広げた。
 茗渓学園は後半17分に敵陣深くでPKを得、体重121キロのPR亀山昇太郎が突進してトライを奪い返したが、終盤にPGで加点した桐蔭学園が2回戦進出となった。


==========================
珠玉のラグビー書籍、28日発売!
・花園の歴史がよみがえる
『高校ラグビー 花園の記憶』

・ラグビーを愛する人たちの思いがつまった鎮 勝也さんの
『ラグビーが好きやねん』

第100回大会速報号 2021年1月16日発売!
『第100回全国高校ラグビー選手権大会 決算号』
==========================

PICK UP