ムード上々の女子7人制日本代表 浅見HC、中村主将も手応え十分
「IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ 第2戦・アメリカ大会」開幕を明日に控え、女子7人制日本代表の浅見敬子ヘッドコーチと中村知春キャプテン、それに初代表の竹内亜弥が日本ラグビーフットボール協会を通じてコメントを発表した。
●女子7人制日本代表・浅見敬子ヘッドコーチ
IRB女子セブンズワールドシリーズは強豪ぞろいの大会。翌週もラスベガス招待大会があり、今回の遠征はチーム、選手、マネジメントにとって大きなチャレンジとなる。現地では、心配していた選手のコンディション不良によるキャンセルもなく、予定通り練習を行うことができた。
選手には、大会初戦のオーストラリア戦に意識を集中し、勝つイメージを持つことを強調している。ボルネオで勝ったこと(マレーシアのボルネオで昨年8月31日〜9月2日に開催されたアジア・パシフィック女子セブンズ大会で、オーストラリアに14−10で勝利)が、選手たちの自信になっている。自分たちが練習してきたラグビーをすることで勝てる、と信じてやるしかない。
あれだけ素晴らしいスタジアム(アメリカ大会会場のBBVAコンパス・スタジアム)で試合ができる機会はそうない。前売りが3000枚以上売れていると聞いており、選手は多くの観客の前で楽しくラグビーができる。彼女たちはいろいろな経験を乗り越えてきているので、硬くなることなく臨めると思っている。
●女子7人制日本代表・中村知春キャプテン
初戦が(前回ワールドカップ・セブンズ覇者の)オーストラリアだけに、選手の士気は上がっている。現地入りして以降、チームの完成度が日に日に上がってきているのがわかる。あとは、気持ちをしっかり高めていきたい。明日の第1日は3試合あるが、初戦のオーストラリア戦に集中していく。オーストラリアとは一度やっていることで、選手のモチベーションは良い形で上がってきている。チームの雰囲気はバッチリ。
●女子7人制日本代表・竹内亜弥
初めて代表に選ばれたことも嬉しかったが、今日の発表で(大会登録)メンバーに入れて凄く嬉しかった。私には失うものはないので、試合に出られるように思い切りチャレンジする。試合前のウォーミングアップも、私にとってはアピールの場。少しでも長い時間、出場できるよう頑張る。素晴らしい試合会場を見て、とてもワクワクしている。