女子ラグビーワールドカップ2021の組分け抽選は11月20日 アジア予選勝者はバンド4
来年ニュージーランドで開催されるラグビーワールドカップ2021(女子大会)のプール組分け抽選会が、11月20日にオークランドでおこなわれることが決まった。
第9回大会で初めて南半球で開催されることになった女子のラグビーワールドカップ。ニュージーランドの3か所の試合会場を使って2021年9月18日から10月16日までおこなわれる予定で、大会に出場する12チームのうち9チームがすでに決定している。
連覇を狙う開催国のニュージーランドや、前回大会のその他上位6チーム(イングランド、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ウェールズ)が自動的に出場となり、地区予選を勝ち抜いたフィジー(オセアニア)と南アフリカ(アフリカ)も切符を獲得した。
残りは3枠で、アジア予選、ヨーロッパ予選、世界最終予選(敗者復活戦)で出場権が争われる。
日本、香港、カザフスタンが参加する予定のアジア最終予選は新型コロナウイルスの影響で二度延期となり、開催日はまだ決まっていない(2020年内はおこなわれない)。
本大会のプール組分け抽選は、今回初めて、ワールドラグビー女子ランキングに基づきシードとバンド分けをおこない、自動的に出場権を獲得している7チームがバンド1から3、予選通過により出場権を獲得した5チームがバンド3と4に振り分けられる。
このランキングは、最も平等なアプローチとして2020年1月1日時点のランキングを適用することがラグビーワールドカップ理事会で決まった。新型コロナウィルス感染が世界中に拡大する前に全チームがプレーした最後のランキングとなる。
バンド分けは次のとおり。
■バンド1:ニュージーランド、イングランド、カナダ
■バンド2:フランス、オーストラリア、アメリカ
■バンド3:ウェールズ、ヨーロッパ予選1位、南アフリカ
■バンド4:アジア予選1位、フィジー、世界最終予選勝者
抽選会の模様はワールドラグビーの公式デジタルチャンネルでストリーミング生配信される。