ワールドシリーズ初挑戦へ 米国遠征する女子7人制日本代表14名決定!
今月28日から来月12日までアメリカ遠征を行う女子7人制日本代表の参加選手14名が、本日16日に日本ラグビーフットボール協会より発表された。今年は6月下旬にワールドカップ・セブンズを控えており、それに向けた第2次候補選手(トレーニングスコッド)19名のなかから、トレーニングでのパフォーマンスに基づいて選考された。
浅見敬子ヘッドコーチ率いる女子7人制日本代表は、2月1日から2日までヒューストン(BBVAコンパススタジアム)で開催される「IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ 第2戦」に出場し、2月8日から10日にはラスベガス(スター・ナースリーフィールド)での招待大会に参戦する。
世界の強豪国との対戦へ向けて準備を進めている浅見ヘッドコーチは「大きな経験になると同時に、コンディションなどチームの運営面も真価が問われる遠征になると思っています。日本代表として常に優勝が目標ですが、まずはトップ6入りを目指します」とコメントを発表。現在は、ジャパンの強みであるフィットネスと、力を入れているフィジカルをベースにして、アタック面を強化しているという。
また、今回の遠征メンバーには2人の新しい選手、京都大学出身の竹内亜弥(世田谷レディース)と、中京大学卒業まで陸上競技(投てき)で活躍した桑井亜乃(Rugirl-7)も名を連ね、指揮官は「竹内選手は真摯な姿勢でラグビーに取り組んでおり、努力を惜しまず、規律を重んじる選手です。フィットネスもあり、体を張り続けることができます。また、桑井選手はまだラグビー歴1年ですが、高い身体能力が武器です。これまで積んできたトレーニングの成果を、国際大会のフィールドで発揮することを期待しています」と選出理由を語った。
アメリカ遠征に参加する女子7人制日本代表の選手たちは、今月21日より東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで直前合宿を行う。
<2013 アメリカ遠征 女子7人制日本代表>
伊藤絵美(名古屋レディース)、竹内亜弥(世田谷レディース)、中村知春(主将/PHOENIX)、
加藤慶子(世田谷レディース)、鈴木彩香(立正大学ラグビー部)、片嶋佑果(Rugirl-7)、桑井亜乃(Rugirl-7)、
山口真理恵(Rugirl-7)、井上愛美(RKUラグビー龍ヶ崎)、冨田真紀子(世田谷レディース)、
鈴木実沙紀(関東学院大学ラグビー部)、横尾千里(世田谷レディース)、
谷口令子(世田谷レディース/東京学芸大学ラグビー部)、鈴木陽子(立正大学ラグビー部)
<IRB 女子セブンズ ワールドシリーズ 第2戦・アメリカ大会/プール分け>
【プールA】
ニュージーランド、イングランド、オランダ、トリニダード・トバゴ
【プールB】
南アフリカ、カナダ、アメリカ、アルゼンチン
【プールC】
オーストラリア、ロシア、ブラジル、日本