南ア代表ＰＲ２人　ブルズと新たに３年契約　司令塔ステインは仏移籍？

　スーパーラグビーで３年ぶりの王座奪還を目指すブルズは15日、南アフリカ代表のＰＲ２人、ディーン・フレイリングおよびヴェルナー・クリヤーと2015年末まで契約延長で合意に達したと発表した。ともに2011年７月23日のオーストラリア戦で代表デビュー。まだスプリングボックスのレギュラーポジションは獲得していないが、ブルズの第一列では欠かせない存在になった。
　強力なパワーハウスをキープできて一安心のフラン・ルディケＨＣ（ヘッドコーチ）だが、スーパーラグビーでこれまで1201得点を記録してきたゴールデンブーツの持ち主、モルネ・ステインを司令塔として戦うのは今年が最後になりそうだ。南アフリカ代表42キャップを持つＳＯステインは、８月にもフランス（スタッド・フランセ）へ移籍するのが確実だと国内外の複数メディアが報じており、2013年スーパーラグビーでは後継者育成も重要ポイントとなる。

スーパーラグビーでのプレーは今年が最後となりそうなブルズのSOモルネ・ステイン
（撮影：Yasu Takahashi ／ Nichigo Press）