各国代表 2013.01.16

欧州6カ国対抗連覇へ ウエールズ代表 スコッド35名発表

欧州6カ国対抗連覇へ ウエールズ代表 スコッド35名発表

 2012年は欧州6カ国対抗戦のグランドスラムチャンピオンになりながら、6月から12月にかけて7連敗を喫し、世界ランキング9位に転落したウエールズ代表。故障者が多く、シックスネーションズ連覇に向けては厳しい戦いが予想されるなか、ロブ・ハウリー臨時ヘッドコーチは15日、代表スコッド35名を発表した。
 リハビリ中のSOリース・プリーストランド、PRアーロン・ジャーヴィスは未だ復帰のめどが立っていない。しかし、指揮官がそれ以上に悩んでいるのは、ワールドカップ4強入りに貢献した3人の負傷離脱で手薄になったセカンドローであり、アラン=ウィン・ジョーンズ、ルーク・チャータリス、ブラッドリー・デーヴィスに代わって、2列と3列でプレーできるアンドリュー・クームス(28歳)とジェームズ・キング(22歳)を代表に初招集した。
 テストマッチ未経験者は全員で5名。南アフリカ出身ながら3年以上継続居住により代表入り資格を得た、カーディフ・ブルーズ主将のルースFWアンドリース・プレトリアス(27歳)や、U20ウエールズ代表でキャプテンだったFLジョシュ・ナヴィディ(22歳)、それに20歳のWTBイーライ・ウォーカーも選出され、初キャップ獲得を目指す。
 昨年大会の最優秀選手であるFLダン・リディエイトは、9月下旬のセルティックリーグ(エディンバラ戦)で左足首を骨折したが、手術後、順調に回復しており、2月中の合流が期待されている。フランス(クレルモン)を拠点としているFBリー・バーンは、2011年ワールドカップ以来の代表復帰となった。
 ウエールズ代表は2月2日のシックスネーションズ開幕戦で、アイルランド代表と対戦する。


 


MR


前主将のHOマシュー・リーズも第一列から盛り上げる
(撮影:Yasu Takahashi / Nichigo Press)


 


 


<2013 シックスネーションズ ウエールズ代表スコッド>



【FW】
S.アンドリューズ(カーディフ)、C.ミッチェル(エクセター)、A.ジ
ョーンズ(オスプリーズ)、P.ジェームズ(バース)、


G.ジェンキンス(トゥーロン)、R.ベヴィントン(オスプリーズ)、R.ヒバード(オスプリーズ)、


K.オーウェンズ(スカーレッツ)、M.リーズ(スカーレッツ)、R.ジョーンズ(オスプリーズ)、L.リード(カーディフ)、


I.エヴァンス(オスプリーズ)、J.キング(オスプリーズ)、A.クームス(ニューポート)、J.ターンブル(スカーレッツ)、


J.ナヴィディ(カーディフ)、A.シングラー(スカーレッツ)、J.ティパリック(オスプリーズ)、


S.ウォーバートン(主将/カーディフ)、T.ファレタウ(ニューポート)、A.プレトリアス(カーディフ)


 


【BK】
L.バーン(クレルモン)、リアム・ウィリアムズ(スカーレッツ)、L.
ハーフペニー(カーディフ)、


E.ウォーカー(オスプリーズ)、G.ノース(スカーレッツ)、 A.カスバート(カーディフ)、


スコット・ウィリアムズ(スカーレッツ)、J.ロバーツ(カーディフ)、J.デーヴィス(スカーレッツ)、J.フック(ペルピニャン)、


D.ビガー(オスプリーズ)、M.フィリップス(バイヨンヌ)、T.ノイル(スカーレッツ)、ロイド・ウィリアムズ(カーディフ)


 

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