各国代表 2012.12.20

日本が打倒目指すスコットランド代表 暫定ヘッドコーチ決定

日本が打倒目指すスコットランド代表 暫定ヘッドコーチ決定


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 スコットランド・ラグビー協会は12月20日、成績不振で代表ヘッドコーチを辞任したアンディ・ロビンソン氏のポストに、アタックコーチだったスコット・ジョンソン氏が就任すると発表した。オーストラリア出身のジョンソン氏は50歳。暫定ヘッドコーチとして、2013年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)と6月の南アフリカ遠征で指揮を執る予定。



 前任のロビンソン氏はあと3年間の契約を残していたが、今年のシックスネーションズで全敗し、11月24日には格下のトンガにも敗れたため、翌日に辞任を表明していた。来年2月2日から始まる欧州ライバルとの試合まで時間がなく、暫定的にジョンソン氏をスコットランド代表のトップに据え、これまでのスタッフであるマット・テイラー氏(ディフェンスコーチ)などが支える。



 ジョンソン暫定ヘッドコーチは、グレアム・ヘンリー氏(2011年ワールドカップ優勝・ニュージーランド代表HC)とスティーヴ・ハンセン氏(現ニュージーランド代表HC)がウエールズ代表の指揮官だった頃、彼らのもとで約5年間、スキルコーチとして手腕を発揮したことがある。2007年ワールドカップ前はオーストラリア代表にアタックコーチとして携わり、2008年にはアメリカ代表ヘッドコーチの肩書も追加、2009年にはオスプリーズ(ウエールズ)に移り、3年間ディレクターを務めた。



 スコットランド代表は日本が注目すべきチームのひとつ。日本代表が2015年ワールドカップのアジア予選を突破すれば、本大会ではスコットランドと同じプールBに入るため、ジャパンにとっては白星獲得のビッグターゲットとなる。


 

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