海外 2020.02.27

好調ハリケーンズ ネイピアでのサンウルブズ戦にNZ代表ペレナラなど先発

[ 編集部 ]
好調ハリケーンズ ネイピアでのサンウルブズ戦にNZ代表ペレナラなど先発
NZ代表64キャップ、スーパーラグビー出場は通算130試合目前のTJ・ペレナラ(Photo: Getty Images)


 4年ぶりのスーパーラグビー制覇を目指すニュージーランドのハリケーンズが、2月29日にネイピアのマクリーンパークでおこなうサンウルブズ戦のメンバーを発表した。
 ハリケーンズは今季これまで2勝1敗。黒星発進だったが、タフな相手であるハグアレスとシャークスに連勝して波に乗っており、先週は試合がなかったためリフレッシュした状態でサンウルブズ戦に臨む。本拠地のウェリントンから車で約4時間離れたネイピアで試合をすることは少なく、ホークスベイ地方のファンの前で勝利を期する。

 昨年のニュージーランド最優秀選手であるFL/NO8アーディー・サヴェアはオフシーズン中にひざの手術を受けたため復帰には時間がかかり、オールブラックス(ニュージーランド代表)の司令塔でもあるボーデン・バレットはブルーズに移籍したため大きな戦力ダウンとなった。さらに、共同主将のひとりであるHOデイン・コールズは練習中にふくらはぎを負傷、23歳のヤングスターであるFB/CTBジョーディー・バレットには休養が与えられ不在だが、サンウルブズ戦の先発には6人のテストキャップホルダーが名を連ねた。

 9番をつけるTJ・ペレナラは2015年と2019年のワールドカップを経験している頼もしいリーダー。HOアサフォ・アウムア、PRタイレル・ロマックス、FLヴァエア・フィフィタ、NO8ガレス・エヴァンスも黒衣を着たことがあり、特にエヴァンスは国内大会ではホークスベイの選手としてプレーしているため、ファンの前で気合が入っているに違いない。弾丸ランナーのCTBンガニ・ラウマペは、昨年のワールドカップスコッドからは落選したものの、オールブラックス復帰が期待される人気選手のひとりである。
 そのほか、2018年スーパーラグビーのトライ王であるWTBベン・ラムもサンウルブズにとっては要注意だ。

 ジェイソン・ホランド新ヘッドコーチは、「マクリーンパークの観客はとてもスリリングな試合を楽しめると思う。サンウルブズには速い選手が何人かいるが、私たちもそうだ。高い強度で80分間プレーする準備ができた」と語っており、エキサイティングなランニングラグビーを見せるつもりだ。


<ハリケーンズ (vs サンウルブズ) 試合登録メンバー>

1.ザヴィア・ヌミア  2.アサフォ・アウムア  3.タイレル・ロマックス  4.ジェームズ・ブラックウェル  5.スコット・スクラフトン  6.ヴァエア・フィフィタ  7.デュプレッシー・キリフィ  8.ガレス・エヴァンス  9.TJ・ペレナラ  10.フレッチャー・スミス  11.ベン・ラム  12.ンガニ・ラウマペ  13.ヴィンス・アソ  14.コーバス・ファンヴァイク  15.チェイス・ティアティア

〔リザーブ〕
16.リッキー・リッチテリ  17.ベン・メイ  18.アレックス・フィドウ  19.イサイア・ウォーカーレアウェレ  20.デヴァン・フランダース  21.ジョナサン・タウマテイネ  22.ジェームズ・マーシャル  23.ピーター・ウマンガジェンセン

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