女性ファン獲得へ　関西で「ラガールプロジェクト」初始動

　日本ラグビーフットボール協会は10月１日、近鉄花園ラグビー場（大阪府東大阪市）で行われる今季トップリーグの第６節（10月13日）から第11節（12月15日）の試合において、関西地域で初となる『ラガールプロジェクト』を実施すると発表した。女性を中心とした新規ラグビーファン層の拡大を目指す。

　10月13日は『ラガールデー』ということで、近鉄花園ラグビー場で行われる「神戸製鋼×九州電力」「ＮＴＴドコモ×近鉄」を、女性は無料で観戦できる。また、３組限定で有料の『女子会テーブル席』（４人１組、飲食物持込み自由）には、ルールを解説してくれる“イケメン男性コンシェルジュ”がつき、特典としてスイーツも提供される。そのほかにも、女性限定観戦席の『ラガールシート』が設けられ、試合では、“ボールガール”やエスコート、場内アナウンスでも女性が花を添えることになった。
　また、会場にはルールガイドの配布やワインの試飲サービスなどが楽しめる『ラガールブース』や、ベビーカー預かり所も設置し、第９節以降（12月２日〜）は、近鉄花園には『こたつ席』（男性も利用可能）が登場する予定だ。
　女性だけではなく、家族で楽しめるファミリーシートや、専用イス付きのカップルシート、寒い時期には嬉しい１人用テントもあるので、ぜひチェックを。
　さらに、10月６日からは、近鉄ライナーズの選手にちなんだ限定グルメも登場し、元ニュージーランド代表のリコ・ギア選手が太鼓判を押す「オールブラックラーメン」や、中国出身のリ・ヤン選手にちなんで、蒸しパンに豚の角煮を挟んだ「リ・ヤン バーガー」が販売される。

　各ラグビー会場ではさまざまなイベントを企画、実施中です。ぜひスタジアムでラグビー観戦をお楽しみください。

　詳しくはトップリーグ公式サイト（http://www.top-league.jp）をご覧ください。

秩父宮ラグビー場のラガールブース
（写真提供：日本ラグビー協会）