海外 2019.12.02

豪代表のディフェンス鍛えたグレイ、サンウルブズのテクニカルディレクター就任。

[ 編集部 ]
豪代表のディフェンス鍛えたグレイ、サンウルブズのテクニカルディレクター就任。
ワールドカップ2019で豪代表のディフェンスコーチを務めていたネイサン・グレイ(Photo: Getty Images)


 ディフェンスのスペシャリストとして、ワラターズの2014年スーパーラグビー初優勝に貢献し、オーストラリア代表のワールドカップ2015準優勝にも大きく関わってきたネイサン・グレイ氏(44歳)が、2020年のスーパーラグビーに挑む日本チームのサンウルブズにテクニカルディレクターとして加わることが決まった。12月2日、サンウルブズを運営するジャパンエスアールが発表した。

 選手時代、主にセンターとして活躍したグレイ氏は、オーストラリア代表として35キャップを獲得し、1999年のワールドカップ優勝メンバーでもある。ワラターズのOBでスーパーラグビーは94試合出場経験があり、九州電力でもプレーしたことがある。

 九州電力在籍時からコーチングをはじめ、レベルズでも指導者としてのキャリアを重ね、ワラターズのアシスタントコーチ2季目だった2014年には堅守を築いてスーパーラグビー初優勝に貢献。同年からオーストラリア代表のコーチングスタッフにも加わり、ワールドカップ2019日本大会まで重責を務めてきた。

 大久保直弥ヘッドコーチが率いる新体制となるサンウルブズでは、ディフェンスを中心にコーチングを担当する。

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