国内 2019.11.04

帝京大、しぶとい筑波大をノーサイド直前に逆転で制した! 両軍の実感は。

[ 向 風見也 ]
帝京大、しぶとい筑波大をノーサイド直前に逆転で制した! 両軍の実感は。
後半26分、金隆生がインゴールへ。追う帝京が17-22に差を縮めた。帝京はこの後に同点トライ、逆転ゴールを決める(撮影:髙塩 隆)

 場内のアナウンスが「ロスタイムは4分です」と告げて約7分後、帝京大が勝ち越した。関東大学ラグビー対抗戦Aの再開後初戦を、24—22でもぎ取る。岩出雅之監督は言う。

「よかったことは、勝って反省できるという一点だけかと思います。技術的なものか精神的なものかはわかりませんが、未完成なところもたくさんある。特に前半は相手を見てしまっていて、まだまだ自分たちのやるべきことを把握できていない部分があったと思います」

 11月4日、東京・駒沢陸上競技場。敗れた筑波大の嶋崎達也新監督はこうだ。

「最後の一歩。乗り越えなければいけないところを乗り越えられなかった。残念でした。実力を伸ばしてこの壁を乗り越えられるようにしていきたいです」

 筑波大は前年度8チーム中5位も、今季は新体制のもと前半戦で同3位の慶大を撃破。古川拓生前監督時代のタフさを尊ぶ文化を継承しつつ、FBの松永貫汰ら好ランナーがスコアを生む。この日も前半21分に松永が好突破からのトライで12—5とリードし、同30分前後は自陣ゴール前でのピンチを我慢して切り抜けた。その他の場面でも鋭いダブルタックルとリロードを意識し、一昨季まで大学選手権V9という相手のミスを誘った。

 15—12と3点リードで迎えた後半12分には、松永が自陣中盤右で防御のギャップを突いて突破。SHの杉山優平主将のトライをお膳立てする。直後のゴール成功で22—12とし、2015年12月以来の同カード白星に近づいた。

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