海外
2012.08.04
南ア・ライオンズがNZ3人衆と決別へ スペンサーら解任
(2010年から選手・コーチとしてライオンズで奮闘してきた元NZ代表スペンサー)
スーパーラグビー降格問題、ジョン・ミッチェルHC(ヘッドコーチ)停職騒動で揺れる南アフリカのライオンズが、ニュージーランド人コーチ2人、カーロス・スペンサー(BKコーチ)とウェイン・テイラー(コンディショニングコーチ)を解任した。同じキウイのミッチェルHCが選手たちと対立して6月下旬から停職状態となって以来、腹心であるスペンサーらの去就にも注目が集まり、一時は残留説も流れていたが、7月30日に本人たちは電子メールで契約解除を知らされ、チームは8月2日に公に発表した。
また、昨年のカリーカップ(南ア国内最高峰選手権)からキャプテンに就任し、12年ぶりの国内タイトルを手にしたルースFWジョシュア・ストラウスだが、南半球スーパーラグビーではチームをまとめられず3勝13敗の最下位に沈み、自分のプレーに集中するという理由で主将の座から降りる。
今季カリーカップは8月10日に開幕する。宙に浮いた状態のミッチェルHCに関する仲裁審理は9月10日まで延期されるため、連覇を狙うライオンズの指揮官代役は、南ア人のヨハン・アッカルマンFWコーチが務める予定。