いよいよキックオフだ! 日本はW杯開幕戦でリーチ、堀江、姫野、流など先発
日本国民の期待を背負い、ジャパンを愛するすべての人々の応援を力にし、いよいよ、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ率いるラグビー日本代表が日本、アジア初開催の歴史的なラグビーワールドカップに臨む。史上初のベスト8入りへ、準備は整った。9月20日に東京スタジアムでおこなわれる開幕戦、ロシア代表戦の試合登録メンバーが発表された。
日本代表のキャプテンは、前回大会でも先頭に立ってチームメイトを鼓舞した闘将、リーチ マイケル。背番号6をつけてロシア代表とぶつかる。
フロントローはパナソニックの3人。首を痛めていたHO堀江翔太は開幕戦に間に合い、リーチと同じく3大会目のワールドカップ出場となる。強みとするスクラムで核となるプロップは、左1番が稲垣啓太で、右の背番号3はヴァル アサエリ愛が任された。
FW2列のロックで先発するのは、ヴィンピー・ファンデルヴァルトとジェームス・ムーア。今季かぎりでの引退を表明した38歳の仕事人、トンプソン ルークはリザーブに名を連ね、自身4大会目の大舞台に立つ。
バックローはリーチのほか、こちらも恐れを知らないハードワーカーのピーター“ラピース”・ラブスカフニが入る。そして、捻挫の左足首が回復した姫野和樹が8番をつけ、ワールドカップデビューとなる。
背番号9を任されたのは、ニューリーダーのひとりである流大。チーム最多の70キャップを誇るSH田中史朗は、開幕戦はベンチで待機する。
エースの10番は、広い視野と巧みなキックでチームをコントロールする司令塔、田村優だ。
ウイングは、世界レベルのスピードを持つ福岡堅樹が9月6日におこなわれた南アフリカ代表とのテストマッチで右ふくらはぎを痛め、大事を取って開幕戦は欠場。背番号11は、スピードにフィジカルも兼ね備えるトライゲッターのレメキ ロマノ ラヴァがつける。万能アスリートで鋭いフットワークを武器とする松島幸太朗は右ウイングで先発する。
センターは、出足鋭いハードディフェンスでチームを盛り立て、攻撃では鮮やかなパスワークでチャンスを広げる中村亮土とラファエレ ティモシーのコンビ。
そしてフルバックは、ハイボールの競り合いに強いウィリアム・トゥポウが務める。
<RWC2019 (プールA: vs ロシア) 日本代表 試合登録メンバー>
1.稲垣啓太(パナソニック) 2.堀江翔太(パナソニック) 3.ヴァル アサエリ愛(パナソニック) 4.ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ) 5.ジェームス・ムーア(宗像サニックス) 6.リーチ マイケル(主将/東芝) 7.ピーター・ラブスカフニ(クボタ) 8.姫野和樹(トヨタ自動車) 9.流大(サントリー) 10.田村優(キヤノン) 11.レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ) 12.中村亮土(サントリー) 13.ラファエレ ティモシー(神戸製鋼) 14.松島幸太朗(サントリー) 15.ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)
〔リザーブ〕
16.坂手淳史(パナソニック) 17.中島イシレリ(神戸製鋼) 18.具智元(ホンダ) 19.トンプソン ルーク(近鉄) 20.ツイ ヘンドリック(サントリー) 21.田中史朗(キヤノン) 22.松田力也(パナソニック) 23.山中亮平(神戸製鋼)