マダガスカル、2015Ｗ杯出場の夢膨らむ　ナミビアから大金星！

　今月４日からマダガスカルのマハマシナ・スタジアムで開催されていた「ラグビーワールドカップ 2015 イングランド大会」のアフリカ１次予選（アフリカカップ１Ｂ）は、現地時間８日に最終日を迎え、地元マダガスカル代表が2011年ワールドカップ出場国のアフリカＮＯ．２であるナミビア代表を57−54で破り、来年の１Ａ（１部リーグ）昇格を決めた。

　マダガスカルは今大会初戦も、ＩＲＢ（国際ラグビーボード）による格付けが29ランクも上だったモロッコから金星を奪い、勢いに乗っていた。決勝は延長戦に突入する激闘となり、残り２分の場面でナミビアが54−50とリードしていたものの、マダガスカルが試合終了直前に逆転トライを奪い、歓喜のノーサイドを迎えた。56位だったマダガスカルのランキングは42位まで上昇。ＩＲＢによれば、この日は約４万人の大観衆がスタジアムで熱戦を見届けた。
　格下に思わぬ敗戦を喫したナミビアだが、2014年の１Ａリーグで優勝すれば５大会連続のワールドカップ出場は可能であり、まずは来年の１Ｂ優勝を目指す。
　１Ｂの３位決定戦は、セネガルが26−25でモロッコに勝利したため、モロッコは１Ｃ（３部リーグ）へ降格するとともに、2015年ワールドカップ出場の夢は消えた。

（情報提供：ＩＲＢ）

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【YouTube動画】

マダガスカル代表バージョンの “ハカ”

http://www.youtube.com/watch?v=WSQM5ZzoAQI