韓国ラグビー大統領旗大会　延世大とポスコ建設が連覇

　韓国ラグビーの「第23回大統領旗全国種別ラグビー選手権大会」（大学と一般＝社会人）が６月28日〜７月９日の日程で開催され、大学は延世大がライバル高麗大を自慢のFWで圧倒し、29-22で２連覇を果たした。両校の今季対戦は、延世の２勝１敗（最終戦は９月の定期戦）。
　一般は2009年以来の開催となり、前王者のポスコ建設が連覇を遂げた。ポスコは前半挙げた２トライのリードを守り、14-０で折り返し。後半、追う三星重工業は元東芝のFBチェ・ジェヨンなどが２トライを返したが、ポスコはSOホ・チュンギが確実にペナルティゴールを決め、25-12で逃げ切った。
 　なお試合の模様は、大韓体育協会のネットサイト「KsportsTV」で生中継された。

（文・見明亨徳）

＜第23回大統領旗大会　決勝戦＞

【一般】
ポスコ建設　25（14−0）12　三星重工業
※ ポスコ：3T 2G 2P、三星：2T 1G

【大学】
延世大　29（19-10）22　高麗大
※ 延世：5T 2G、高麗：3T 2G 1P