セブンズ 2019.03.14

ワールドセブンズシリーズ来季から女子は8大会に増加、北九州外れる。6大会は男女同時開催へ

[ 編集部 ]
ワールドセブンズシリーズ来季から女子は8大会に増加、北九州外れる。6大会は男女同時開催へ
ケープタウンでアフリカ大陸初となるワールド女子セブンズシリーズ開催が決定(Photo: Getty Images)

 国際統括団体のワールドラグビーは3月13日、「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ」の2019-2020シーズン以降の4季について、女子は現在の6ラウントから8ラウンドに増やし、その内の6ラウンドは男子大会と同じ場所で一緒に開催すると発表した。男子は全10ラウンドを維持する。

 女子はケープタウン(南アフリカ)大会、ハミルトン(ニュージーランド)大会、香港大会が新たに加わり、2016-2017シーズンから3季連続で開催地に選ばれていた北九州は外れた。男子シリーズでは東京が2015年大会を最後に外れており、2020年の東京オリンピックが終わったあと、少なくとも2023年までは、世界最高峰の7人制ラグビーは日本の地では観戦できないかもしれない。

 現在、男子セブンズ日本代表はコアチームとしてワールドセブンズシリーズに参戦しており、厳しい戦いが続いているが、残留を目指して奮闘している。

 一方、女子の2017-2018シリーズでコアチーム中最下位になり降格した女子セブンズ日本代表は、今年4月に香港で開催される予選大会で優勝すれば再昇格となり、来季のワールド女子セブンズシリーズにフル参戦することができる。
 予選大会(女子)は12チームが参加。日本はベルギー、スコットランド、メキシコと一緒のプールAに入った。プールBはケニア、パプアニューギニア、香港、ウガンダ、プールCはブラジル、アルゼンチン、カザフスタン、ポーランドが競う。そして、各プールの上位2チームと、各3位のなかで総勝点など成績が良かった2チーム、計8チームがノックアウトステージに進み優勝・昇格を争う。

<2019-2020 ワールドラグビー 女子セブンズシリーズ>
●アメリカ大会(コロラド州グレンデール)
●ドバイ大会 ※ 男女開催
●南アフリカ大会(ケープタウン) ※ 男女開催
●ニュージーランド大会(ハミルトン) ※ 男女開催
●オーストラリア大会(シドニー) ※ 男女開催
●香港大会 ※ 男女開催
●カナダ大会(ブリティッシュコロンビア州ラングフォード)
●フランス大会(パリ) ※ 男女開催

<2019-2020 ワールドラグビー 男子セブンズシリーズ>
●ドバイ大会 ※ 男女開催
●南アフリカ大会(ケープタウン) ※ 男女開催
●ニュージーランド大会(ハミルトン) ※ 男女開催
●オーストラリア大会(シドニー) ※ 男女開催
●アメリカ大会(開催地未定)
●カナダ大会(バンクーバー)
●香港大会 ※ 男女開催
●シンガポール大会
●イングランド大会(ロンドン)
●フランス大会(パリ) ※ 男女開催

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