海外
2019.02.28
W杯控えチーフス主力がサンウルブズ戦休み 東海大前主将モエアキオラはベンチ入り
今季スーパーラグビーは開幕から2連敗中のチーフス(ニュージーランド)だが、3月2日に地元ハミルトンのFMGスタジアム・ワイカトでおこなうサンウルブズとの試合は、若手が多い布陣で臨む。
昨年、秩父宮ラグビー場で61-10と圧倒した日本チームを侮っているわけではない。コリン・クーパー ヘッドコーチが先発メンバーにニュージーランド代表“オールブラックス”のキャップ保持者を4人(PRアンガス・タアヴァオ、LOブロディー・レタリック、SHブラッド・ウェバー、SOダミアン・マッケンジー)しか並べないのは、7か月後にワールドカップを控え、オールブラックスの選手は出場時間が管理されているためだ。決まり事のひとつとして、ワールドカップスコッド候補の選手は、今季スーパーラグビーの開幕3試合で出場時間は計180分までと制限されており、PRネポ・ラウララ、HOネイサン・ハリス、CTBアントン・レイナートブラウンはサンウルブズ戦のメンバーから外れ休養をとることになった。
スーパーラグビー通算100試合出場を達成した世界最高LOのレタリックは、今季共同主将を任されており、もうひとりのリーダーであるFLサム・ケインが首を手術後リハビリ中のため、開幕からチームを引っ張っているが、レタリックもまたオールブラックスの重要メンバーであり、サンウルブズ戦には先発するものの、プレー時間制限により、前半33分までに交代すると見られている。
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