海外
2012.04.05
2013完全復活へ チーターズの大黒柱ジュアン・スミス 年内休養決断
南アフリカ代表として69キャップを持ち、チーターズの公式キャプテンでもあるバックローのジュアン・スミス(30歳)が、故障しているアキレス腱が回復しないため、年内は試合に復帰しないことが明らかになった。
現地新聞『フォルクスブラッド』が報じたもので、昨年2月末のスーパーラグビー(ブルズ戦)でアキレス腱を断裂し、ワールドカップの南ア代表スコッド入りも自ら辞退したスミスは、4度の手術を受けたもののプレー再開の見通しは立っておらず、年内の休養を決断したという。
責任感の強いリーダーであり、豊富な運動量とハードタックル、馬力ある走り、ラインアウトスキルなどを備え、南アフリカでは「彼こそ世界最高のブラインドサイドFLだ」という声は多い。勇敢なプレースタイルで肉体を酷使しており、引退もささやかれているが、本人はカムバックに意欲的。2013年はチーターズの大黒柱として、また、世界一奪還に燃えるスプリングボクス(南アフリカ代表)の一員として戻る日を、ファンは待っている。