ワールドカップ
2012.03.30
決断したイングランド協会 2015W杯はランカスター体制でいく!
イングランド・ラグビー協会(RFU)は29日、代表チームの正式なヘッドコーチ(HC)に、42歳のスチュアート・ランカスター氏が就任すると発表した。イングランド代表は昨年のワールドカップで準々決勝敗退という厳しい結果に終わり、同大会で指揮を執っていたマーティン・ジョンソン氏が11月に辞任。今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)は、イングランド・サクソンズ(A代表)監督でRFUエリート選手強化部門の責任者だったランカスター氏が暫定的コーチを務め、4勝1敗の2位という成績だった。
イングランド代表指揮官のポストをめぐっては、元南アフリカ代表HCで昨年のワールドカップではイタリア代表の指揮を執っていたニック・マレット氏も有力候補に挙がっていたが、RFUはシックスネーションズにおけるランカスター氏の手腕と、長期的戦略ビジョンを高評価。地元で開催される2015年ワールドカップはランカスター体制でいくと腹をくくり、2016年1月末までの4年契約を結んだ。
ランカスター氏が正式な指揮官に就任して挑む最初の大仕事は、6月の南アフリカ遠征テストシリーズ(3戦)となる。