セブンズ
2012.03.29
世界的7人制スターが東京セブンズ欠場 セシル・アフリカ帰国へ
世界最高峰のセブンズマジックが期待されたセシル・アフリカ(左)だが、東京で彼の雄姿は見られない
(写真提供:香港ラグビー協会)
昨季セブンズ・ワールドシリーズで得点王(385点)とトライ王(40トライ)の2冠に輝き、IRB(国際ラグビーボード)の2011年最優秀セブンズプレーヤー賞を受賞した7人制南アフリカ代表のセシル・アフリカが、右膝の故障により、今週末に秩父宮ラグビー場で開催される「東京セブンズ」を欠場することが明らかになった。
ドレッドヘアーをなびかせながら華麗に疾走するブリッツボッカ(7人制南ア代表)の司令塔は、先週末の香港セブンズに出場していたものの、カップ準々決勝のサモア戦で右膝を負傷し、途中交代していた。南アフリカ・ラグビー協会は28日、セシル・アフリカの代わりに30歳のベテラン、レンフレッド・デイゼルがメンバー入りすると発表。傷を負った世界的スターはいち早く母国へ戻り、治療に専念することとなった。
今季セブンズ・ワールドシリーズは6ラウンドを消化し、まだ1大会も優勝していない南アフリカだが、シーズン総合ランキングではニュージーランド、フィジーに次いで3位につけており、逆転総合優勝のためにも、東京セブンズでは頂点を狙っている。