国内
2012.03.14
パナソニック 相手キーマンには「リアクション」で(中嶋監督)
国内ラグビーシーズンを締めくくる日本選手権の決勝戦が18日、国立競技場で行われる。2月26日に秩父宮ラグビー場であったトップリーグプレーオフ決勝戦と同カードとなったこの一戦。2季連続5度目の優勝を目指すサントリーに対し、2季ぶり4度目の日本一を狙うパナソニックの中嶋則文監督は、「いい準備をして、勝って終わりたい」と語った。
プレーオフでは、MVPとなったサントリーFLジョージ・スミスにボール争奪局面で何度もターンーバーされた。28−47の黒星からのリベンジを期す指揮官は、「(相手のキーマンは)ディフェンスの時のジョージ・スミス。リアクション(が鍵)。(サポートに入る)周りの選手も大事ですが、ボールキャリアも自分で(倒された際に体勢を)コントロールしながらリテーション(ダウンボール)しないと」。接点での身体の使い方、サポートの速さに注力しハイテンポで攻め、相手の攻撃時間を減らしたい考えだ。
13日、主力組は自主練習でリカバリーした。
(文・向 風見也)