国内 2012.02.05

TL全節終了 NECがプレーオフ進出 ホンダとコーラは降格決定

TL全節終了 NECがプレーオフ進出 ホンダとコーラは降格決定

 ジャパンラグビートップリーグは5日、最終節の残り5試合が行われ、レギュラーシーズンが終了、プレーオフの組み合わせが確定した。
 勝てば4強入りの可能性があった神戸製鋼は、東京・秩父宮ラグビー場
でサントリーと対戦。後半30分にFB正面健司のペナルティゴールで28−27と逆転したものの、残り6分となったところで相手WTB長友泰憲にトライを奪われ、28−32と競り負けた。この結果、8勝5敗で勝点41のNECが4位となり、準決勝では1位通過のサントリー(12勝1敗・勝点57)と対戦することが決まった。
 すでにプレーオフ出場権を得ていた昨季王者パナソニックと東芝は、同じく秩父宮ラグビー場で激突し、9トライを挙げた東芝が59−25で乱戦を制した。2位東芝(11勝2敗・勝点55)と3位パナソニック(11勝2敗・勝点53)は2月19日の準決勝で再び対峙することとなり、26日の決勝進出を目指す。
 また、下部リーグへの自動降格をめぐる争いも決着がついた。勝てば入
替戦に望みをつなぐチャンスがあった13位ホンダと14位コカ・コーラウエストだったが、ともに敗れて地域リーグ降格が決定した。日本選手権出場(ワイルドカード)を目指すヤマハ発動機と対戦したホンダは5−35と完敗。NTTコミュニケーションズに挑んだコカ・コーラウエストは、イエローカード2枚でFL桑水流裕策を欠く不運があったものの大奮闘。一時は16点差をつけられたゲームをひっくり返し、再逆転されたあとの後半35分、FB松岡元気がペナルティゴールを決めて36−35としたときは地元・福岡のサポーターも大いに沸いたが、その2分後に相手SOクレイグ・ウィングがインゴールへ飛び込んで逆転負けを喫した。
 これにより、11位サニックスと12位NTTドコモが3月3日の入替戦に出場する。


 

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