海外
2018.04.25
NZ代表ミルナースカッダーが半年ぶりに復活! サンウルブズ戦ベンチ入り
2年ぶりのスーパーラグビー優勝を目指すハリケーンズの強力バックラインが、さらに厚みを増した。昨年10月に肩の手術を受けてリハビリを続けてきたニュージーランド代表“オールブラックス”のWTB/FBネヘ・ミルナースカッダーが、6か月ぶりに復活し、今週金曜日(4月27日)に地元ウェリントンのウエストパック・スタジアムでおこなわれるサンウルブズ戦のリザーブメンバーに名を連ねた。
2015年のワールドカップで6トライを挙げてオールブラックスの大会連覇に大きく貢献し、ワールドラグビーのブレイクスルー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したミルナースカッダー。2016年は左肩を、今回は右肩を脱臼して長期離脱し、オールブラックスでの獲得キャップ数は11と少ないが、ワールドカップ2019日本大会のスコッド入りを争うスター選手のひとりであり、完全復活が期待されている。サンウルブズ戦はその第一歩となる。
10番を着るのは、2年連続でワールドラグビーの年間最優秀選手賞に輝き、いまや世界最高のSOと称えられるボーデン・バレット。オールブラックス入りを果たした弾丸ランナーのCTBンガニ・ラウマペは休養のため欠場となるが、昨季、ラウマペとトライ王を争ったヴィンス・アソは12番をつけ、マオリ・オールブラックスのマット・プロクターとともにミッドフィールドに立つ。黒衣奪還を目指すジュリアン・サヴェアは右WTBで先発チャンスを与えられ、左WTBには今季7試合で最多の9トライを挙げているベン・ラムが入る。そして、兄のボーデンとともにオールブラックス入りし、さらなる飛躍が期待される21歳のジョーディー・バレットがFBで先発する。
FWで注目は、ゲームキャプテンを務めるNO8のブラッド・シールズ。来季は欧州のワスプスへ移籍することが決まっているシールズは、両親がイングランド出身であり、イングランド代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチが熱視線を送るハードファイターだ。
世界最高の司令塔、ボーデン・バレット(Photo: Getty Images)
イングランド代表も注目のブラッド・シールズ(Photo: Getty Images)
<ハリケーンズ (4月27日・サンウルブズ戦) 試合登録メンバー>
1.Toby Smith 2.Ricky Riccitelli 3.Ben May 4.Michael Fatialofa 5.Murray Douglas 6.Reed Prinsep 7.Ardie Savea または Sam Henwood 8.Brad Shields 9.Finlay Christie 10.Beauden Barrett 11.Ben Lam 12.Vince Aso 13.Matt Proctor 14.Julian Savea 15.Jordie Barrett
〔リザーブ〕
16.James O’Reilly 17.Chris Eves 18.Jeff Toomaga-Allen 19.Sam Lousi 20.Gareth Evans 21.Jamie Booth 22.Jackson Garden-Bachop 23.Nehe Milner-Skudder