セブンズWS開幕へ 第1戦ゴールドコースト大会の組分け決定
HSBCセブンズ・ワールドシリーズの2011−2012シーズン開幕を約3週間後に控え、IRB(国際ラグビーボード)は7日、オーストラリアの新舞台ゴールドコーストで開催されるオープニングラウンドのプール分けを発表した。
日本は、南アフリカ、オーストラリア、アメリカとともにプールBに入った。前シリーズで日本は3大会(アメリカ、香港、オーストラリア)に参戦したがポイント獲得ならず、今季はさらなる奮闘が期待される。
昨季の南アフリカは総合2位に終わったものの、アメリカ大会、イングランド大会、スコットランド大会を制しており、得点王とトライ王の2冠に輝いた大黒柱セシル・アフリカは、2011年のIRBセブンズ最優秀選手。オーストラリアは昨季最終戦のスコットランド大会で王者ニュージーランドを破って決勝進出しており、ランキング6位の強豪。アメリカはセブンズがオリンピック競技となったことで国内メディアの注目度が上がってきており、急成長している国のひとつ。
1999年にセブンズ・ワールドシリーズが始まって以来、断トツとなる9度の総合優勝を誇る王者ニュージーランドは、プールAでフィジー、ケニア、ニウエ相手に新たなスタートを切る。
ゴールドコースト・セブンズは16カ国が参戦し、11月25日に開幕。
今季セブンズ・ワールドシリーズは世界9都市を舞台に行われる予定で、第3戦の南アフリカ大会ではポートエリザベスが初めてホストを務める。そして来年3月末には第7戦が日本で開催され、世界一流のセブンズプレーヤーたちが東京に集う。
【プールA】
ニュージーランド フィジー ケニア ニウエ
【プールB】
南アフリカ オーストラリア アメリカ 日本
【プールC】
サモア アルゼンチン フランス パプアニューギニア
【プールD】
イングランド ウエールズ スコットランド トンガ