女子
2018.04.20
今週末は北九州が熱い! 速くて強く、華やかな女子セブンズの最高峰が競う
北九州セブンズ2018に参加する12か国の主将たち。小倉城庭園にて。前列右から2人目が中村知春
(Photo: Mike Lee – KLC fotos for World Rugby)
女子7人制ラグビーの最高峰プレーヤーたちが福岡県北九州市に集まった。今週末にミクニワールドスタジアム北九州で、「HSBC ワールドラグビー 女子セブンズシリーズ 2017-2018」の第3ラウンド・北九州大会が開催される。
今季コアチームとして参戦している女子セブンズ日本代表(愛称:サクラセブンズ)は、第1ラウンドのドバイ大会は12チーム中で最下位、第2ラウンドのシドニー大会は11位に終わっており、進化を地元で見せたいところだ。
4月21日にプール戦がおこなわれるが、稲田仁ヘッドコーチ率いるサクラセブンズは強豪ぞろいのプールBに入った。初戦では、先週末のコモンウェルスゲームズ(4年に一度開催される英連邦総合競技大会)で金メダルを獲得したニュージーランドに挑戦する。その次は、今季ランキング6位のフランスと対戦。プール最終戦でぶつかるアメリカはドバイ大会で準優勝しており、7月に自国のサンフランシスコで開催されるワールドカップ・セブンズ2018へ向けて強化に力を入れている。
各プールで2位以上に入るか、3位チームのうち成績がベスト2以上なら、22日におこなわれるトーナメントは8強が参加のカップ準々決勝に進むことができる。それ以外の下位チームはチャレンジトロフィートーナメントに臨むこととなる。
サクラセブンズのキャプテンを務めるのは、2016年のリオデジャネイロオリンピックにも出場した中村知春。中村は今シリーズ、ラン距離は全体で3位、タックル数8位、クリーンブレイク部門でもトップ20以内に名を連ねている。
18歳になったばかりの平野優芽や、陸上競技から転向してきて今年1月のシドニーセブンズでデビューしスピードを発揮した大竹風美子など、若い選手も多く、2020年の東京オリンピックをビッグターゲットとする楽しみなメンバーだ。
なお、この大会は、『J SPORTS オンデマンド』で全試合無料LIVE配信される。
(視聴には、J SPORTSオンデマンド無料会員登録が必要)
https://www.jsports.co.jp/rugby/sevens/
<北九州セブンズ 2018 組分け>
■プールA: オーストラリア、スペイン、アイルランド、中国
■プールB: ニュージーランド、フランス、アメリカ、日本
■プールC: カナダ、ロシア、イングランド、フィジー
<女子セブンズ日本代表 大会登録メンバー>
1.中村 知春(主将/ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
2.谷口 令子(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
3.バティヴァカロロ ライチェル海遥(立正大学3年/ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
4.横尾 千里(東京フェニックスRC)
5.大竹 風美子(日本体育大学2年)
6.鈴木 彩夏(流通経済大学3年/RKUラグビー龍ケ崎GRACE)
7.小笹 知美(北海道バーバリアンズディアナ)
8.長田 いろは(立正大学2年/ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
9.立山 由香里(日本体育大学3年)
10.平野 優芽(日本体育大学1年)
11.小出 深冬(東京学芸大学4年/ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)
12.田中 笑伊(日本体育大学1年)