ワールドカップ 2011.10.18

2011ラグビーW杯 決勝戦レフリーは南ア人ジュベール氏

2011ラグビーW杯 決勝戦レフリーは南ア人ジュベール氏

 IRB(国際ラグビーボード)は17日、2011ラグビーワールドカップNZ大会決勝戦の審判団を発表した。レフリーを務めるのは、南アフリカ人のクレイグ・ジュベール氏。元銀行員で現在33歳のジュベール氏は、準決勝オーストラリア対ニュージーランド戦のレフリングが高く評価され、南アフリカ人としては1999年大会と2003年大会の決勝で笛を吹いたアンドレ・ワトソン氏に次いで2人目のW杯決勝レフリーとなる。2010年に南アの黒人居住区ソウェトで開催された歴史的なスーパーラグビー決勝(ブルズ対ストーマーズ戦)でも大役を務めた経験がある。
 23日の決勝戦でアシスタントレフリーを務めるのは、2007年大会決勝で笛を吹いたアラン・ローランド氏(アイルランド)と、今大会の日本対ニュージーランド戦を担当したナイジェル・オーウェンズ氏(ウエールズ)。そしてビデオ判定の役割を担うTMOはジュリオ・デサンティス氏(イタリア)が務める。ローランド氏は準決勝のウエールズ対フランス戦でレフリーを担当し、危険なタックルを放ったウエールズ代表主将のFLサム・ウォーバートンを一発退場としたことでファンなどからは批判の声が上がっていたが、IRBはルールに沿った的確なジャッジと判断し、問題視はしなかった。
 なお、21日の3位決定戦レフリーには32歳のウェイン・バーンズ氏(イングランド)が選ばれた。


 

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