国内 2011.10.17

帝京大 慶応大に価値ある勝利

帝京大 慶応大に価値ある勝利

 関東大学対抗戦Aは1試合が16日、東京・秩父宮ラグビー場であり、昨季同4位も直後に行われる大学選手権は2連覇中の帝京大が、慶応大に26-15で勝利した。
 前半は慶応大が素早い展開力を見せ15-10とリードしたが、後半、「血液検査の結果が良くないと言われ」先発を外れていた主力CTB南橋直哉が途中出場後に帝京大が逆転。今季3戦全勝とした。ここまで4戦を終えた慶応義塾大は2勝2敗となった。
 勝った岩出雅之監督は、「今季、厳しいゲーム(上位チームとの対戦)は今日が始めて。そこでゲーム中成長するようにと選手を送り出しました。(前半の失点シーンは)ディフェンスが久しぶりにあんなに抜かれたなという感じだった。若いメンバーが(相手に)走ってくださいというスペースを与えちゃっていた。南橋が入ったら、お互いの呼吸を合わすだけで修正された」と語った。一方、敗れた田中真一監督は「後半はテリトリーを取れなかった」。


(文・向 風見也)


 

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