ワールドカップ 2011.10.05

フランスが準々決勝メンバー発表 パラ、アリノルドキ先発復帰

フランスが準々決勝メンバー発表 パラ、アリノルドキ先発復帰

 フランス代表のリエヴルモン監督は4日、ラグビーワールドカップ準々決勝イングランド戦(8日)の出場予定メンバーを発表した。SO先発はスペシャリストのトゥラン=デュックではなく、SHもこなすパラが歴史的敗北を喫したトンガ戦に続き10番をつける。指揮官は「モルガン(パラ)は競争心が強く、ダイナミックな流れが期待できる。SHヤシュヴィリとのコンビネーションもうまく機能している」と起用理由を説明した。トンガ戦から先発の顔ぶれが変わったのは2人だけで、タイトヘッドPRには太もも裏の故障が完治したマスが復帰、NO8にはベテランのアリノルドキが入った。左肩を痛めているCTBルージュリーは今回も13番をつける。
 過去、プール戦で黒星を喫したチームがワールドカップ優勝を成し遂げた例はなく、2勝2敗で辛くもベスト8入りしたフランスがトーナメントを制すのはデータ的には厳しい。ワールドカップにおけるイングランドとの対戦成績を見てみると、1991年には準々決勝でイングランドが勝利。1995年は3位決定戦でフランスが勝ったものの、2003年と2007年は準決勝でともにイングランドが接戦を制している。なお、今年のシックスネーションズでもイングランドが17-9でフランスを下した。
 プールBを全勝で通過したイングランドは、6日に準々決勝出場予定メンバーを発表する予定。


 



<2011 Rugby World Cup フランス代表 出場予定メンバー / 10月8日・準々決勝 イングランド戦>


 


1.J・プクス   2.W・セルヴァットゥ   3.N・マス   4.P・パペ   5.L・ナレ   6.T・デュソトワール(主将)   7.J・ボネール   8.I・アリノルドキ   9.D・ヤシュヴィリ   10.M・パラ   11.A・パリソン   12.M・メルモズ   13.A・ルージュリー   14.V・クレール   15.M・メダール


 


16.D・スザルゼウスキー   17.F・バルセラ   18.J・ピエール   19.L・ピカモール   20.F・トゥラン=デュック   21.D・マルティー   22.C・エマンス


 

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