ワールドカップ
2011.08.30
日本代表 気仙沼市出身の畠山 「夢舞台で確かめる」
宮城県気仙沼市出身の日本代表PR畠山健介は29日、日本代表のワールドカップ出発前会見に参加。東日本大震災での実家の被災にちなんだ質問を受け、「震災があったから特別ということではなく、自分の夢舞台で、やってきたことが間違っていなかったことを確かめたい。(本番に向け)楽しみと緊張の半々」と語った。大会期間中に予想される、海外メディアからの震災関連の取材に対しては、「このところの報道を見ると、日本でも記憶として薄くなっていると取れなくもない。でも、まだ家がない人や、家はあるのに原発の問題で家に帰れない人がいる。(東日本大震災)まだまだ支援が必要なんだと訴えたい」と話した。
(文/向 風見也)