ワールドカップ
2011.08.28
アイルランド代表の35歳FLウォレス 膝故障でラストW杯の夢散る
アイルランド代表のベテランFLデイヴィッド・ウォレス(マンスター)が、27日のイングランド代表戦で膝を故障し、9月9日開幕のワールドカップを欠場することが明らかになった。近日中にも手術を受ける予定で、デクラン・キドニー監督は同日夜、代役として10キャップを持つFLシェーン・ジェニングス(レンスター)をスコッド入りさせた。
ウォレスはイングランド戦の前半20分、相手CTBマヌー・トゥイランギから強烈なタックルを受けた際に右膝をひねり、靱帯損傷で退場していた。2000年6月以来、アイルランド代表として72キャップを獲得してきたウォレスは、35歳という年齢のため、今回が最後となるかもしれないワールドカップに向けて万全の状態を整えつつあったが、開幕まで2週間を切った矢先の、あまりにつらい悲劇となった。