豪州代表ルースFWブラウン　肩の手術決断でW杯出場の夢消える

リチャード・ブラウン

　スーパーラグビーに属するウェスタン・フォースは27日、オーストラリア代表23キャップを持つルースFWリチャード・ブラウンが、2010年より痛めていた右肩の手術を受けると発表した。過去17カ月、手術なしで全力プレーを続け、今年のスーパーラグビー全16試合で欠場したのは1試合のみ。しかし、思うようなパフォーマンスができず、肩にナイフを入れる決断をした。
　ワールドカップ（W杯）優勝を狙うオーストラリア代表の大事な戦力と考えられていた26歳のブラウンだが、トレーニングを再開できるまで約4カ月を要するため、43日後に迫ったW杯出場は絶望となった。最高の状態に復活し、2012年のスーパーラグビー開幕を目指す。