海外
2016.07.15
ワラターズ最終戦黒星… BP獲得で望みつなぐもプレーオフは他力頼み
ブルーズのメラニ・ナナイにタックルされるワラターズのイズラエル・フォラウ
(Photo: Getty Images)
南半球で開催されているスーパーラグビーはレギュラーシーズンの最終節を迎え、オーストラリア・カンファレンスからのプレーオフ進出をめざすワラターズが15日、オークランド(ニュージーランド/イーデンパーク)でブルーズと対戦し、28−34で敗れた。それでも、7点差以内の敗戦だったためボーナスポイントを獲得し、勝点40(8勝7敗)となって同地区の暫定1位に浮上。しかし、ライバルのブランビーズ(勝点39)が16日にフォースとの最終戦を控えており、ワラターズはわずかな望みにかけて運命を待つしかない。
ワラターズはブルーズ相手にスクラムでペナルティトライを2本奪い、取られたら取り返す粘りも見せ、最後まで食らいついた。しかし、1点ビハインドで迎えた後半36分、負傷したブルーズCTBマレ・サウに代わって途中出場していたジョージ・モアラにゴールラインを割られ、6点差となる。しかし、コンバージョンキックが外れ、プレーオフへ首の皮一枚つながったのだった。
オーストラリア勢で準々決勝に進めるのは、同地区を制する1チームのみ。
ブランビーズは、16日に地元キャンベラでおこなうフォース戦に勝つか引き分けならば、逆転で8強入りとなり、負けても、7点差以内の敗戦ならばボーナスポイント獲得でワラターズと勝点40で並び、勝ち数が多いブランビーズがプレーオフ進出となる。
もし、フォースが8点以上差をつけて勝ち、ブランビーズがトライ量産によるボーナスポイントも得られなかった場合は、ワラターズが優勝争いに残ることとなる。